上級テクニック

腰椎前方変位に対する指圧ベクトル/ 上級治療テクニック #32 / 指圧塾PRO上級コース

腰椎には生理的湾曲がありますが、過度に前湾してしまうと諸々の問題が現れます。 タイトルにある腰椎前方変位とは、 前湾増強や下部腰椎の階段変形となっている状態をいいます。 また、1つの椎体が前方変位しているケースもありますね。 腰椎前方変位の...
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防御性筋収縮に対する「補瀉2点圧法」/ 上級治療テクニック #31/ PRO上級コース

補瀉2点圧法としましたが、この手法は経絡指圧の治療スキルである陰陽両手操法のことです。 局部に疼痛があったり、圧痛が強いケース、刺激に過敏な方などでは、 圧に対して防御性の筋収縮を起こすことがあります。 指圧局所に1点圧的になってしまうと、...
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取穴の個別反応「”生体”に対してツボを響かす肢位と体位」/ 上級治療テクニック #30 / PRO上級コース

ツボを取るという取穴ですが、経穴の本を見ると、 「〇〇から何寸」のように、ツボを見つけるための指標が説明されています。 この指標を用いて、取穴を行なっていくのですが、 図では、ツボや経絡は平面的に描かれているので、実際の患者さんへの取穴は思...
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「経絡は分肉の間を走行す」もたれ圧と切経/ 上級治療テクニック #29 / PRO上級コース

経絡は分肉の間を走行するといわれ、 簡単に言うと、経絡は筋肉の盛り上がっているところは走行しないで、筋肉のキワや筋と筋の間のような部位を流れていくというイメージでしょうか。 経絡図は、平面的に見るとキレイに経絡走行が描かれていますが、 病的...
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陰陽両手操法による虚実補瀉「2点弁別の活用」/ 上級治療テクニック #28 / PRO上級コース

陰陽両手操法とは、経絡指圧の創始者である増永静人先生が提唱した、指圧による虚実補瀉のスキルとなります。 病変経絡に切経を行なっていくと、 盛り上がった硬いコリを見つけることが出来ます。 このコリは凸になっていて、 誰にでも発見出来る「実のコ...